トップページ 事業概要 理事長あいさつ

事業概要

理事長あいさつ

小山市小山東部第一土地区画整理組合理事長 渡辺 直治より

理事長 渡辺直治

 皆様、こんにちは。 小山市小山東部第一土地区画整理組合理事長の渡辺直治です。
 私が小山東部第一土地区画整理事業と係ったのは、小山市都市計画審議委員長をしていた昭和50年代初め、地域の人たちから街づくりについて相談を受けたのが始まりです。
 昭和50年代の小山市では、公共施行4箇所、組合施行3箇所の土地区画整理事業が施行中で、新たに事業を起こすのは大変難しい時期でありました。
 しかしながら、何としても実施したいと昭和57年に小山東部地区区画整理研究会を立ち上げ、勉強会や地元説明会などを実施しながら市や関係機関との話し合いを続けた結果、昭和60年に組合区画整理事業による整備方針がまとまりました。

 昭和61年、東部第一地区区画整理研究会としてスタート、事業実施に向けての最終調整を進め、昭和63年7月22日念願の小山東部第一土地区画整理組合の設立認可を受けることができました。
 しかしその後、組合区画整理事業の収支を苦しめるバブル崩壊による地価の下落が起きてしまいます。小山市近郊では平成4年頃から年10%弱の下落が続き、事業費の約半分を保留地処分金で見込んでいた当組合は大きな打撃を受けてしまいました。
 この苦しい状況を打開するため、平成11年からは、組合区画整理事業が街づくりに寄与する状況と経営の実情を訴え、組合健全化への要望をしてまいりました。その結果、各方面の方々の健全化へのご理解とご協力により、助成金の増額や新たな助成制度の創設等々認めていただき、収支の目途を付けることができました。
 その後平成13年3月に、前理事長の辞任により理事長に就任いたしました。
 現在、仮換地指定率も90%を超え、換地の安定も見えてきましたので、平成19年度より一般保留地の販売を開始しました。上下水道やガス等の地下埋設管は街路整備と同時に敷設し、売れる保留地の確保と保留地の集合も進めており、販売価格や販売方法等を検討し、早期完売を目指しております。
 終わりになりますが、当事業も終盤に入り事業完成に向けて最後の山を越える処まで来ていますので、組合関係者一丸となって頑張ってまいります。どうか最後まで、組合内外の皆様方のご支援ご協力を切にお願いいたしまして、理事長としてのあいさつとさせていただきます。