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まちづくり & イベント情報

まち全体の考え方

当地域は、これまでに多くの住宅が築造され、良好な住宅地としての雰囲気が出来上がりつつあります。
その一方で、生活に必要な公共公益施設や商業施設は他地域に依存しているため、どうしても車中心のライフスタイルとならざるを得ません。
車の必要性は今後も変わることはありませんが、日常生活においては、車を使わなくても快適に暮らすことができる環境を作り出したいと考えます。
そこで、平成通りをまちの核として公共公益施設等の集積と、一定規模の商業/業務施設を誘導し、歩行者にとって魅力あるまちのあり方を提案します。

まち全体の考え方

3つの軸について

  • 憩いの軸/公園ネットワーク(公園同士を繋ぐ歩行者の動線) 憩いの軸/公園ネットワーク(公園同士を繋ぐ歩行者の動線)

    公園は地域の貴重な憩い空間であり、また地域コミュニティを育む場です。その公園の魅力を高めるとともに、公園を繋ぐ道路を、公園の雰囲気が連続する空間に誘導することで、地域全体が公園で結ばれているような一体感のある雰囲気を生み出します。

  • 交通の軸(主に車の動線) 交通の軸(主に車の動線)

    地域にとって、車は今後も無くてはならない重要な交通機関です。他地域へアクセスする際は、地域を南北に貫く城東線、西山線と国道50号を、また地域内においては土塔環状線を主要動線として考え、通行がスムーズに行われるように、歩行者と自動車を分ける方式とします。

  • 賑わいの軸(平成通り) 賑わいの軸(平成通り)

    平成通りは地域のシンボルです。
    小規模店舗の連続によって、通りに表情が生まれるように誘導していきながら、まちの賑わいを演出します。

3つのエリアについて

将来ビジョンでは、まちを“コアエリア”、“賑わいエリア”、“住宅エリア”の3つに分けて、そのエリアの特性に合わせた街並みのイメージを提案します。

3つのエリア
  • コアエリア - 平成通りと土塔環状線の交差点に面する4つの街区

    まちの中心となるエリアです。
    土地利用においては、地域の利便性向上のため、公共サービス、子育て支援、文化・芸術、福祉医療機能を集積させます。
    建物・街並みイメージは、まちのランドマークとしても機能するような、中層(4〜5階)で象徴的なデザインとします。

  • 賑わいエリア - 平成通りに面する街区

    まちの活力の源となるエリアです。
    日用品だけでなく、生活の質を高める商品を扱うお店や、通りに賑わいをもたらすカフェ等の飲食店、ギャラリー・アトリエを積極的に誘致を行います。
    建物は低層~中層(3~4階)で、低層部分は賑わいを生み出す商業または業務施設とします。

  • 住宅エリア - 対象地区にあるその他の街区

    戸建てと小規模集合住宅が緑の中に点在する落ち着いた雰囲気をもつエリアです。
    住宅から庭、そして道路が一体となった街並みを作り出すように各敷地においては家並、植栽等、最低限の街並みルールを定めます。
    建物は低層(1~2階)として、主に住宅とします。